5 十五少年漂流記

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作:ジュール・ベルヌ 訳:末松氷海子

こんにちは、ムンギです。
今回は「十五少年漂流記(集英社)」読みました。
今まで読んだことはないけれどよく耳にする本のタイトルで、ストーリもイメージできるなーと思いました。
だけど実際のストーリは知らないし、なんかワクワクしそうな本だったので読むことにしました。

お話としては少年だけで無人島に遭難してしまい、そこで2年もの歳月を暮らしていくという内容です。
この本を読んだことない人のために詳しい内容は書きませんが、島ではいろんなことがあります。
それを乗り越え無事に島を脱出します。

誰もがきっと思うことなんでしょうが、もし自分が友人と遭難してしまったら生き延びることができるか心配になりました。
寝るところに、食べ物、燃料や仲間と団結すること…私には生き延びるための知識や行動力はないと思います。
仲間のうち、1人でも知識があって協力することができればかろうじて生き延びることができるかなーという感じです。
最近はキャンプが流行っているので、サバイバル的な知識を持っている方も多いと思います。
だけどおしゃれなキャンプ道具に頼るのではなく、本当のサバイバル知識があると遭難や災害時などで使えるなと思いましたので、そんな情報を頭に蓄えておかないといけませんね。
物語の少年たちはいろいろなことを知っていましたし、それを形にすることができて本当にすごいなあと感心しました。

また、15人も少年がいて長い期間をともに過ごせば、やはり仲違いのようなことも起きます。
大人でも十分にあり得ることです。
ですが、そんな困難も乗り越えて、本当の仲間になれた少年たち。
うらやましく思います。
子どものころにいたそんな仲間も、仕事や家庭を持つ、コロナなんかでだいぶ疎遠になってしまいましたね。
仲間とずっとつながっていたいなと、これを書きながら思います。
または、大人になりましたがそんな仲間ができるといいなと思います。
青春したいってことですかねー笑

終盤には一騒動ありハラハラする場面もあって、子どもたちが読むにはきっと面白く読める内容ではないかなと思います。
読む時間もそんなに長くかかりませんし、続きが気になって割と一気に読むことができましたよ。
また、この本には分からない単語の説明や地形などの解説がありますので、勉強にもなると思います。
ちょっとしたサバイバル知識も載せてあります。
子どもが万が一のための知識を学びたいと、自然と思うきっかけになるかもしれません。
大人にとっては物足りないかもしれませんが、子どものころに感じたドキドキするような感覚を味わうことができるかもしれませんね。

世界的に有名なお話だと思いますので、まだ読んだことがない方は大人・子どもにかかわらず是非一読してみてください。
冒険のような話はきっと面白く感じるはずですよ。
では!!


ムンギ


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